20代の一時期だけでも「おしゃれ大好き」の沼にしっかりはまった場合、
「服に命かけるのはもう卒業」
となったとしても、ラフにしててもおしゃれさや洗練されたオーラみたいなものは残ると思います。
学生時代の一時期でも、シンガーソングライターしてた人がいたとすると、
「音楽なんてお金にならないからもう卒業」
となったとしても、リズム感のよさとか言葉選びのセンスとか、そういうものは自然に残ることが多いでしょう。
マンガやアニメが大好きではまったことがあれば
「仕事が忙しいと、さすがに全ての放送や全ての雑誌連載をチェックしてられない」
となったとしても、「見たアニメやマンガから、発想をひろったり」といったことは無意識にしていると思います。
好きから探す
何であれ「(これのために生きてるくらいの勢いで)沼にはまったことがある」ものがあれば、卒業してもどこかに「スキル」や「オーラ」として残っていることが多いです。
「今までの人生で一番お金を使ったもの(生活費以外)」を見ていくという見方でも面白いと思います。それだけでも「この辺は、ほかの人と違う」というものは見つかりやすいでしょう。
別にお金持ちじゃないけど自宅は豪邸を新築したのであれば「インテリアに人並外れて関心がある」可能性がありますし、別に研究職じゃないけどある分野の本が100冊くらいあるなら「その分野はとてもマニア」ということでしょう。
この場合、仕事にしててもしてなくても「人よりだいぶ深い知識やセンスがある」ことが多いです。
もちろん、たとえば水泳部で活躍していた人が泳ぐこと自体をやめれば泳ぐ力は落ちます。筋力も落ちます。絵をかいていた人が、筆を持たなくなったら観察力も絵を描くスキルも落ちます。
ただ、落ちるといっても「消えるわけではない」ので、ふつうの人からみたら「え??なにその神業?」に見える程度には何か残っていることが多いような気がします。
苦手から探す
逆に、苦手なことから「これ違うよね」というのを見つける方法もあります。
プログラマーだけど論理的思考が苦手とか、接客業だけどホスピタリティが実はないとか、ライターだけどリサーチが苦手とか、「その仕事なら普通はもっている基礎的な能力やセンスが素だとほぼない人」というのも世の中にはいます。
こういう場合は頑張って基礎能力を上げればいい話ではありますが、「わかっちゃいるけど全くやる気がでない」場合は「興味はあるけど適性はすごく低い」と考えることもできます。
そういう「適性が低いこと」を自覚していくと「自分が、人と違うところはここだろう」を探すにはわかりやすくなると思います。
例えば、「世の中の矛盾みたいなことに、本音をズバズバ言うのが得意。建前で物を言うのは苦手」であれば、日本だと政治家(与党)や官僚みたいな立場にはあまり向いていないといった判断ができるでしょう。逆に「好きなことを言い切ってナンボ」「みんなが言わないことを言ってこそ喜ばれる」なインフルエンサーや作家のような表現者の立位置には向いているでしょう。
魅力の発生源
魅力というのは「ある種のバランス」なので、
・自分が「与えられるもの」
・相手が「ほしいもの」
が釣り合った時に発生します。
お腹がすいていれば、食べ物はなんでも美味しく見えるというのと少し似た話です。
自分を本屋だと仮定するなら、どんな本が並んでいるかによって「誰にとって魅力的か」は変わるということです。たまのお休みなどを使って「自分の経験や記憶の棚卸」をしてみると、自分が誰に対してどういう魅力があるのかは再発見しやすくなると思います。(いい原石が見つかったら、半日使うくらいの価値はあるかと)
