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白も黒も、光も闇もあってよい[KS71]

2019-03-05 Tue.

イエス・キリストの名言の1つに「カエサルのものはカエサルに、神のものは神に」というものがあります。カエサル(Caesar)はローマの皇帝の称号で、世俗の支配者の意味です。

イエスの名言は「神さまと税金とどっちが大事?」的な意地悪質問に対する機転のきいた回答だったのですが、2つの相反する正義が対立した時にどうしますかという悩みは、古今東西いろんな人が悩むテーマです。(ex 恋愛か仕事か、家族の時間か仕事の時間か、、、)

この対立時ですが、2つの世界は違う正義が支配する世界の話なのでダブルスタンダードでいけばよい、とするのは優れた解決策の1つです。

人殺しは宗教的にはだいたい悪です。とはいえ、軍人とかサムライとか「殺すことも仕事」の人が救われる道もほしいわけで、その辺はダブルスタンダードでいくしかないという話でもあります。(戦時では敵をたくさん殺戮するほうが英雄。日常では人殺しはただの悪人)

まとめると、人間は善なる部分と悪なる部分と両方あってよい、あるいは「善でもあり、悪でもある。善でもなく悪でもない」みたいに「絶対的矛盾をそのままにすること」も重要ということです。

(「絶対矛盾的自己同一」という西田幾多郎という人のキーワードも何かの参考になるかもしれません)

※CaesarのものはCaesarには、詳しくはこちらの記事もどうぞ。
http://www.yamato556.jp/tsure-dure/render_unto_caesar/

白も黒も、光も闇もあってよい[KS71]

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